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2023.02.08

2023年度 ゴルフ規則 改訂案内

今年度より、ゴルフ規則が改訂されました。

ゴルフ規則は四年に一度改訂されます。

今週、中部ゴルフ連盟主催の規則改訂説明会が開催されましたので、こちらにもアップいたします。

規則の大前提は、「球もコースも『あるがまま』の状態でプレーする」です。

今回より、書籍の発行が廃止され、アプリでダウンロードできるようになりました。

こちらよりご覧ください。randa.org/rules/rules-app

それでは早速ですが、主な改訂内容を紹介してまいります。

複数の違反をした場合の罰 (1.3c(4))

複数の規則違反をした場合、2つの規則違反の間に介在する出来事があるかどうか、で判断します。

介在する出来事は、「ストロークを行った」もしくは「規則違反を知った」のどちらかです。

介在の出来事がある場合は、別々の罰を受けることになります。

介在の出来事がない場合は、1つの罰だけを受けることになります。

事例①:アドバイスの違反(2罰打)があった後、ストロークを行った。その後で、またアドバイスの違反(2罰打)があった。この場合、介在する出来事があったので、合計で4罰打となります。

事例②:アドバイスの違反(2罰打)があった後、ストロークを行う前、かつ違反があったとも気付いてもいない状況で、またアドバイスの違反(2罰打)があった。この場合、介在する出来事がないので、1つの罰だけを適用し、合計で2罰打となります。

ハンディキャップの責任 (3.3b(4))

スコアカードへのハンディキャップの記入が、プレーヤーの責任ではなくなりました。

ハンディキャップも様々な種類があり複雑になってきているので、各競技ごとにプレーヤーへハンディキャップの記入を求めるのは大変ではないか、というプレーヤーへの配慮だそうです。

ハンディキャップは、委員会とプレーヤー双方で調べて記入をします。

クラブの取り替え (4.1a(2))

クラブを乱暴に扱った場合を除き、損傷したクラブを修理したり他のクラブに取り替えることができます。

こちらのルールは、2019年の規定で取り替えはできないという規則になりましたが、その後、取り替えができるというローカルルールが出されました。そのローカルルールが、今回の改訂では規則となりました。

なお、乱暴に扱って損傷したクラブは、そのままの状態であれば引き続き使用できます。

球の取り替え違反の罰 (6.3b(3))

規則で認めていられないのに球を取り替えた場合の罰が1罰打となり、軽減されました。

事例:パッティンググリーン上で球をマークして拾い上げた後、誤って別の球をリプレースしてプレーをした。→プレーヤーは1罰打を受け、その球でプレーを続けなければならない。

●球を取り替えることができる場合・・・

規則に基づいて救済を受ける場合(動かせない障害物・異常なコース状態・ペナルティエリア・ストロークと距離の救済・アンプレヤブル)、プレーに適さない(割れた)球、プレーの中断後、プレーヤーに誤球された球、回収不能(池の中や木の上、動物が持って行った、等)

●球を取り替えることができない場合・・・

上記以外、インプレーの球は取り替えることができない。

★回収不能の場合は、条件によって罰がある場合とない場合があります。

★上記の事例のお話ですが、誤って別の球をリプレースしてプレーした時点で、自分の球になるためインプレーであり、誤球の扱いではなくなります。間違いが起きた場合は、そのままプレーを続行し、ホールアウトした後、違反を確認するようにしてください、というアドバイスがありました。

救済を受けた後に球が自然に動く (9.3例外2)

救済を受け、ドロップした球が止まった後に、自然に動き、コースの他のエリアやアウトオブバウンズに止まった場合は、罰なしに、元の箇所にリプレースしなければならない、という規則が追加されました。

他の援助:プレーの線を示すために物を置く (10.2b)

コース上のすべてのエリアからプレーする球に対して、目標を定める援助やスタンスをとるための援助とするために物を置いてはいけなくなりました。物を置いた場合は、ストロークを行う前に取り除いても、罰の対象となります。

他の援助:キャディの制限される区域 (10.2b)

キャディが球の後方のプレーの線や延長線上やその近くに故意に立てるようになりました。

ただし、次の制限があります。

・目標を定めること (キャディが後方から方向を見て、その後キャディが立ち去り、再度スタンスを取ればOKです)

・目標を定めること以外の援助 (スイングで木に当たりそう、などをキャディが見るのはOKで、ストローク前にキャディが立ち去ればOKです)

動いている球が偶然に人や外的影響に当たる:球をプレーしなければならない場所 (11.1b)

パッティンググリーンからプレーされて動いている球がパッティンググリーン上で何かに当たった場合、そのストロークを再プレーしなければならない、という規則の「何か」が明記されました。

・プレーヤー以外の人

・旗竿に付き添っている以外の人

・ストロークのために使用しているクラブ、ボールマーカー、止まっている球、旗竿などの動かせる障害物以外の動かせる障害物

・ルースインペディメントとして定義されている物(昆虫)以外の動物

以上となります。

「以外」という文字がとても多くて分かりにくいですが、

プレーヤー・旗竿に付き添っている人・ストロークのために使用しているクラブ、ボールマーカー、止まっている球、旗竿などの動かせる障害物・ルースインペディメントとして定義されている物(昆虫)に当たっても、再プレーする必要はありません、ということです。

後方線上の救済 (16.1c 17.1 19.2,3)

救済を受ける際、基準線上にドロップした球が落ちた地点から、どの方向にも1クラブレングスの範囲が救済エリアとなります。

ピンに近づいたとしても、1クラブレングスの範囲は救済エリアとする、合理的な判断がなされました。

なお、今回のルール改訂では、救済エリアの際には基点という単語は使用せず、「救済エリアの範囲を決める箇所」という表現をするようになりました。

捜索時間:球の確認のための時間 (18.2a(1)/3)

球を見つけた後、その球を確認するために、その球の場所に行く時間に加え、1分間以内の時間が認められるようになりました。

球を探す時間が3分以内+球の場所に行くまでの移動時間+ボールの確認時間が1分以内、という形です。

ストロークを再プレーしなければならない場合

再プレーをしなければならないのにそうしなかった場合、誤所からのプレーとはならず、一般の罰(2罰打)を加え、その球でプレーを続けなければなりません。

動かせない障害物(送電線等)に当たった場合でも、同じ考え方となります。

今回のルール改訂では、出来る限り失格を減らす、ということが根底にあるとのことです。

障害を持つプレーヤーのためのゴルフ規則の修正 (25)

これまでは委員会毎で設定する規則が適用されていましたが、今回の改定でゴルフ規則に入ることになりました。

障害のカテゴリーは4つに分けられています。

・盲目のプレーヤー

・義手・義足のプレーヤー

・移動補助器具を使うプレーヤー

・知的障害を持つプレーヤー

これにより、すべてのプレー形式に適用されることになりました。

ただし、上記の4カテゴリー以外の参加は現状では難しいとのことです。

以上が規則改訂の大きな変更点となります。

続いて、ローカルルールの変更点に関しても紹介いたします。

ペナルティーエリア内の障害物 (ローカルルールF-24)

ペナルティーエリアに球がある場合でも、動かせない障害物からの罰なしの救済を認めることができるようになりました。

障害物の中や下を通さずに (ローカルルールF-25)

完全な救済のニヤレストポイントを決定する際、その障害物の中や上、下を通さずに決めなければならなくなりました。最も近い救済ポイントを選んだけど実際は救済にならない、というパターンが回避できます。

練習グリーンの使用の禁止 (ローカルルールI-2)

規則5.5bはホールとホールの間で、直前のパッティンググリーンや練習グリーンでのパッティング、チッピングの練習を認めていますが、委員会によってパッティンググリーンだけでなく練習グリーンでの練習を禁止することができるようになりました。

こちらの3つはローカルルールです。

競技によって適用される場合や適用されない場合がございますので、競技ご参加の際はハードカードに加えてローカルルールも確認いただきますようよろしくお願いいたします。

以上となります。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。

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